2018/11/28 Posted by ミッチー

北上市ふるさと納税 返礼品紹介シリーズ リレー・フォー・ライフ!!!

こんにちは。ごえん株式会社のネットショップ出品商品データ制作効率化VBA開発研究部のミッチーです。

さて、年末に近づき繁忙期を迎える業界も多いのではないでしょうか?
弊社がサポートさせて頂いておりますふるさと納税制度も12月がピークになります。

特にふるさと納税は、年末調整と深い関係があるので
12月31日が最も駆け込む事が多いんです。
簡単に言えば、12月31日までの寄付が今年分の締切ということです。

詳しくは下記のページを参考下さい。

▼ふるさと納税について▼
https://www.furusato-tax.jp/about/tax_return?header_guide

というわけで、納税者は12月31日までに寄付をしようと
これから様々なポータルサイトで全国の自治体情報を調べる訳です。

今年はふるさと納税のルールを無視した方法で
多額の寄付を集めた自治体が話題になることが多く
その本質が問われるニュースがメディアで報道されてましたね。

岩手県北上市のとりくみ

岩手県北上市では
地元の事業者・生産物の魅力を日本中に伝えるために
ふるさと納税制度を活用しております。

◯ふるさと=人・思い(想い)
✕ふるさと=物

ふるさと納税の本質は、
人の思いやりによる寄付という行為に対して
感謝の思いやりによるお礼の品を届ける制度と認識してます。

できる限り、物を届ける側の、人の想いが伝わる活動で
寄付者の方々に感謝の気持ちを届けたいと思っております。

その土地のお礼の品を通じて、受け取った寄付者の思い出となり、離れた土地だとしても
身近に感じて頂ける事が、ふるさと納税の醍醐味ではないでしょうか!

この想いに共感して頂ける方々に
心から感謝を込めて北上市はお礼の品をお送りしてます!

さて前置きが長くなりましたが、
北上市のお礼の品をご紹介させて下さい。

今回は北上市ふるさと納税シリーズということで、北上市が発起人で全国に打ち出している「思いやり型返礼品」シリーズ第一弾。 リレー・フォー・ライフきたかみ実行委員会(ホームケアクリニックえん)を紹介します!北上市も共催しているがん征圧・患者支援チャリティ活動を応援してもらうためのNPO支援型返礼品です!

リレー・フォー・ライフとは?

アメリカ対がん協会(ACS)が国際ライセンスを持っている企画で、日本では公益財団法人日本対がん協会(以下、対がん協会)にライセンスが与えられがん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧をめざすチャリティー活動です。
Save Livesを使命とし、がんの告知を乗り越え、生きていることを祝福し(祝う Celebrate)旅立った愛する人たちをしのび(しのぶ Remember)がんに負けない社会を作る(立ち向かう Fight Back)ことをめざしています。

夜通し歩くリレーイベント

リレー・フォー・ライフ活動の締めくくりとして2日間のイベントを開催。会場ではチームの仲間とタスキをつなぎ、夜通し歩きます。

開会式ではリレーイベントの最初の1周は「サバイバーズラップ」と呼ばれ、がん患者さんやがん経験者が歩きます。がん告知や闘病を乗り越え、この日を迎えられたことを祝福します。

ルミナリエセレモニーでは自分がルミナリエに書いたメッセージがキャンドルの光で浮かび上がりがんで亡くなった方々をしのび、がんと闘っている人たちを励まします。(※ルミナリエ イルミネーション、電飾)

夜通しウォークでは夜明け前の数分、空が深い深い紫色に染まります。希望の朝日が会場を包み込み、その温かさをみんなで分かち合います。リレーイベントならではの光景です。

閉会式では夜通し続いたリレーイベントで、すべての参加者を祝福します。1年間を通じて行っているリレー・フォー・ライフのチャリティ活動への思いを新たにします。

    

リレー・フォー・ライフのはじまり

1985年、一人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募りました。
「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いを共有し支援するためでした。ともに歩き、 語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこの活動を代表するイベントは、現在世界約30ヶ国、
約6000ヵ所で開催され、年間寄付は470億円にのぼります。 2018年、日本では50ヶ所で開催される予定だそうです。

ご興味がある方は下記へ

リレー・フォー・ライフ・ジャパン きたかみ

https://rflkitakami.wixsite.com/hope

リレー・フォー・ライフ

https://relayforlife.jp/whats-rfl

私の家族のがんとの向き合い

私はふるさと納税の仕事をサポートすることになったきっかけでリレー・フォー・ライフを知ることになりました。下記の体験時にはリレー・フォー・ライフの存在を知りませんでした。もっと早く知ることできたのならば向き合いかたが少しは変わったのかもしれません。(※家族の意思を尊重したいと思ってはいますが)これから同じ現実と向き合う人の為にリレー・フォー・ライフの活動は考えさせられます。みんなの思いと努力で近い未来にはがんを完全に征圧できるのかもしれません。

私の祖母は2年前に膵臓がんで亡くなりました。享年90歳でした。
ばあちゃんがお腹が痛いと言って何度か病院に行き検査をしました。
腸の調子が悪いということですぐに手術をして元気になりました。
家族が安心してすぐでした。

またばあちゃんがお腹が痛いと言いました。
複数の病院に行きましたが原因がわからなく月日は流れました。

まだばあちゃんの痛みは治まりませんでした。CT検査をしました。
結果、膵臓がん末期だと診断されました。

家族との話し合いでばあちゃんには告知しないことに決めました。
もう病気が進行しているので手を施すことができませんと病院の先生に告げられたことと、ばあちゃんは診断が出る前にもう歳だから手術も何もしたくないもう身体を傷つけたくないそのままでいいと言っていたからです。

私はばあちゃんが、がんだと母から告げられたときの衝撃を今でも忘れません。

ばあちゃんが死ぬの?

どうしてもがん=死が最初に降りかかってきます。
(※リレー・フォー・ライフ的に言えばがんは死の宣告ではありません克服するもです!そして支えてくれる人がいるということです!現代の医学ではばちゃんの病気ランクは延命処置しかありませんでした。これからの未来に希望するしかありませんでした。)

自分が告知されたような感覚にも陥ります。
次に走ってきたものは死への恐怖、とてつもない闇が降りかかってきます。
頭がまっ白になります。

家族の死に直面するのはこれで2回目でした。

私の父は私が12歳の時に急性心不全で亡くなりました(享年39歳)。
父の死は幼い私にとってはすぐに受け入れられるものではありませんでした。
まさか死ぬなんてこれっぽちも思っていませんので。まだ小6でしたので。
父の死は突然で父を思うことはもう過去しか残っていませんでした。

これからばあちゃんといられる限られた時間(余命半年)を私に何ができるのか?
何をしてもらったらばあちゃんは笑ってくれるのか?
幸せな気持ちになってくれるのか?
1人になった時に寂しくなくなる方法?
私が良いと思ったことでもばあちゃんはそう思わないかもしれない。
そういう前向きな考えを持つしかありませんでした。

夜、寝る前にばあちゃんと一緒に過ごした思い出が蘇り涙が溢れて止まらなくなる日がありました。

ばあちゃんはとても花が好きな人でした良く家の庭で花のお世話をしていました。
ばあちゃんの名前も花の名前でサクラでした。私は花をプレゼントしたり、昔ばあちゃんが住んでいた山に連れていって一緒に花を採ったり、山菜を採ったりしました。

食べ物に好き嫌いはなくなんでも食べる人でした。
特に刺身のマグロが好きでしたので食べさせました。

月日が流れ病気も進行し抗がん剤治療に入りばあちゃんはとても辛い状態でした。
薬の副作用で意識が朦朧としているのか歩いていてもふらついたり、柱に顔を打ち付けて血だれけになって腫れていたこともありました。本当にかわいそうでした。

そんな状態にもかかわらず私が病院へお見舞いに行くと自分のことよりも私の心配ばかりしてくれていました。

「たっか。風邪はひいでねぇーがー?」

「ばあは大丈夫だがら、元気にはだらげー」

自分が一番辛いのに私を励ましてくれていました。
ばあちゃんはなんて強い女性なんだと心を打たれました。

その後も何度も何度も会いに行きましたが私に弱い所は見せませんでした。

入院と家との行ったり来たりが続き病院にいた方が安心ですがばあちゃんは家にいたかったのかな?どちらでもいいと言っていましたが。本音はわかりませんでした。

母が家のお風呂にばあちゃんを入れていた時はとても幸せそうな顔をしていたのを憶えています。

それから1か月位たったころです。

もうベットに寝たきりになり会話をすることができなくなりました。

ばあちゃんの耳元で「ばあーーーーたっかだぞ!」「たっかが、来たぞ!」と声をかけても
ばあちゃんからは何の反応もありませんでした。
目を瞑ったまま呼吸機をつけて呼吸をしているだけでした。
看護師さんからは目を開けたり会話ができなくても耳は聞こえている可能性が高いので声をかけてあげてくださいねと言われました。

私は何度も何度も耳元で「ばあー ばあー ばあー」と声をかけました。
一言、かけるたびに涙が瞳に溜まっていきます。
涙がこぼれた瞬間、ばちゃんが少し笑った表情になりました。

「タカヒロは昔から泣き虫」だなと言われた気がしました。

後からばあちゃんが最後に会話をした時の話を聞きました。
最後は夕飯に大好きな刺身のマグロを食べてから会話ができなくなったそうです。

それから1週間後にもう臓器が機能しなくなりばあちゃんは亡くなりました。

家族みんなでばあちゃんへ最後は病気で辛かったけど「90歳までがんばったね」「いっぱい、ありがとうね」お疲れ様でした。ゆっくり休んでねと言い。見送りました。

よく病院の看護師さんが最後に食べたいものを食べさせると亡くなるという話は聞いていましたがもう思い残すことはないという心境になってしまうのではないかと思わざるえませんでした。(※そろそろ厳しいと自分で悟のかもしれませんね。)(※本当に最後にばあちゃんが食べたかったものはアワビの肝でした。時期的に食べさせてあげられませんでした。無念。ごめんね。)

ばあちゃんにもっと他にもしてあげれることがあったのかもしれませんが最後は自分でやりきったと思いこむしかないのかと思っています。自分で自分をどう納得させるか。難しいです。

ばあちゃんの病気の進行がまだ早い段階であれば本人に告知をしてがん征圧、克服を目指し同じ患者さんとも励ましあうこともできたでしょう。リレー・フォー・ライフのリレーウォークに参加することも可能だったでしょう。上記で書いた通り今回は本人の意思を尊重せざるえませんでした。死ぬまでばあちゃんは自分の病名を聞いてくることはありませんでした。

伝わりにくい文章ですがこれがばあちゃんと家族、私の現実に向き合うということでした。

いま、日本人の2人に1人が生涯のうちにがんに罹患し、年間で亡くなる人の3割ががんで死亡すると言われています。 つまり、がんという病気はどなたにとっても無縁ではありません。このような現状の中、 わが国、岩手県北上市でもがん患者さんや家族、がん経験者を支援しようという意識の高まりからきたかみのクリニックえんさんが実行委員会として活動しています。

リレー・フォー・ライフきたかみ実行委員会 ホームケアクリニックえん

ホームケアクリニックえんさんは「どんな障害や病気があっても笑顔で過ごせる地域づくり」・「地域の皆様とのご縁を大切にする」この2つを大事にしています。
地域の中で、クリニックの看護師がどんな役割ができるのか?日々変わっていくまわりの状況に柔軟に変化していける存在になれるよう、スタッフ一同笑顔で勤務しているそうです。常時130-140名の患者さん(がんの方、認知症の方のみならず、さまざまな病気を抱えている方)と会っています。
様々な背景や価値観を持ち、地域で生活している方々へ、悩みながらもその中での最善を考えてくれています。
このような考えの人たちが多くいることに感激とともに感謝しかございません。

クリニックえんさんはさらにリレー・フォー・ライフが使命とする"Save Lives"(直訳:命を救う)とは、単に医療行為で救命するという意味ではなく医療に常時していなくても、リレー・フォー・ライフに参加し寄付金を募ることで医療の進歩に貢献し、間接的に人の命を救うことがでる。
そして、生きる希望をうしなった人の支えになることもまた、命を救うことにつながりますと想いを伝えいています。素晴らしいです!共感です!

  

リレー・フォー・ライフの寄付金の使い道

チャリティー活動、ふるさと納税で募った寄付金は

がん患者支援:リレーイベント(リレー・フォー・ライフの活動)
       がん悩み相談

がん征圧:プロジェクト未来(がんの新しい治療法や新薬開発のために)
     若手医師育成(がんを深く学びたい若手医師を奨学金で応援)
     がん検診率アップ

など様々な活動に活かされています。

リレー・フォー・ライフが1985年からスタートし今年で33年目です。これまでの世界の皆様の思いを今の私たちで繋ぎまた希望の未来へとバトンを渡して行こうではありませんか!どうかこの思いに共感していただける方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします!

北上市ふるさと納税(リレー・フォー・ライフ)はここで寄付できます!

寄付額は3パターンです。

【思いやり型返礼品】がん患者支援チャリティー活動 リレーフォーライフ サポートA  10,000円
【思いやり型返礼品】がん患者支援チャリティー活動 リレーフォーライフ サポートB  50,000円
【思いやり型返礼品】がん患者支援チャリティー活動 リレーフォーライフ サポートC  1,000,000円

北上市も共催している、がん征圧・患者支援チャリティ活動「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018きたかみ」を応援してもらうためのNPO支援型の返礼品です。
お礼状+毎年9月開催のみちのく民俗村リレーウォークへの参加チケット+リレーフォーライフ活動への協賛金+特製タオル+缶バッジをお届けしています。
また、9月のイベントについてはご希望であればボランティア参加いただけます。

返礼品

URLhttps://www.furusato-tax.jp/search?q=%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95&header=1&target=1

ふるさとチョイスの返礼品URL
北上市ふるさと納税はこちらで!特集ページ ふるさと納税とごえん株式会社

ごえん株式会社は北上市のふるさと納税を応援します

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更新日:2020/09/30