赤武 AKABU あかぶ 日本酒 販売店 岩手編!
こんにちは、元唎酒師のミッチーです。
本日は岩手の赤武という日本酒を飲んでみたので少し感想を書きたいと思います。
岩手県の日本酒、「赤武 」販売店は?
購入したは北上市の江釣子ショッピングセンター・パル内にある酒ノ蔵わたなべ。
北上で赤武を取り扱っている酒屋はここだけかな?
赤武のラインナップは豊富です。
赤武 AKABU(赤武酒造株式会社)とは
震災前の大槌町から震災後の盛岡市に復活蔵を建て5代目、6代目の蔵元が二世代杜氏として醸しています。
震災後に農大から息子の古舘龍之介君が帰ってきて若き6代目杜氏になりました。
「浜娘」伝統の酒造り(地元に愛されていたお酒:当時は親父の秀峰さんがメイン)と新たな酒造り(息子の龍之介君)が融合し、新世代を担う酒造りの挑戦が始まった!
2014年より日本を代表する銘酒を醸したいという想いから「AKABU(赤武)」が誕生した!
「新しい時代に受け継がれていく酒造りを目指して」
大きな目標ですね。
私の母が大槌町の生れで大槌には縁があるので震災を乗り切って飛躍してくれることを密かに願っています。
AKABU 純米酒を飲んでみた
原材料名:米(国産 岩手県産米) 米麹:(国産米) 精米歩合:60% アルコール分16度 【1回火入】
もみじが色づき鈴虫が鳴く
秋の涼しげな風が果実香を運ぶ
秘境にある沢水のような清涼感
口元に運ばれた時の米の旨みを感じる純米酒
ふくよかな米の優しさに来世は米に生まれて来たいと誘惑される
飲用温度(飲み方):冷~熱燗
相性の良い料理:揚げ豆腐のあんかけ・牡蠣の松前焼
AKABU SEAを飲んでみた
原材料名:米(国産 岩手県産米) 米麹:(国産米) 精米歩合:60% アルコール分13度 【原酒 1回火入】
一回火入れなのに、開けたては若干の発砲感あり
ほんのり優しい甘さあり
しっかりした味ながら爽やかで飲みやすい
甘酸っぱさの後に苦味が来る
SEAとは海の意味
大自然が創りあげた透きとおる青い海と青い空をイメージした日本酒
ふと気づいたら海の底に僕はいた
真っ暗でなにも見えない
音も聞こえない
水面を見上げたら小さな光が流星のように降ってきた
視界が真っ白になった瞬間
僕のグラスからお酒がなくなっていた
飲用温度(飲み方):冷
相性の良い料理:焼きなす・鱧の白焼き
AKABU MOUNTAINを飲んでみた
原材料名:米(国産) 米麹:(国産米) 精米歩合:60% アルコール分14度 【原酒 1回火入】
飲みやすい甘酸っぱさ
独特の味わいの広がり
痺れるような収斂性
伸びやかな酸
長い余韻
幾重にも見過ごせないシーンが存在する
緑深く神秘的で壮大な山(MOUNTAIN)を表現した日本酒
僕は生まれたときから死ぬまでその場所を一歩も動くことができなかった
それでも悲しいことは1つもなかった
春になり
夏になり
秋になり
冬になり
色とりどりの景色が僕のまわりを色どった
やがて僕が山の一本の木だと気づいたのは
温かい家庭のお家になった時でした
相性の良い料理:稚鮎の天ぷら・筍の刺身
まとめ
適度な香りにバランスの良い旨味が踊る美酒。岩手を代表する新世代の日本酒!
まだ若い杜氏さんながら、それぞれのコンセプトがしっかりしていて毎年どんな味になるか楽しみです。
常に進化しつづける龍之介君から目を離せません。
昇り龍。
まだ3種類しか飲んでいないのでこれからまた別の銘柄を飲んだら感想を追記していきたいと思います。
弊社ではお酒の販売はしておりませんが徳利、おちょこ、切子等、陶器等、代行販売しております。
ご興味があるかたはお問合せください。https://branditaku.com/
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