【海外通販代行】PayPal ペイパルのリスクと回避方法について
お久しぶりです。
海外販売担当のミッチーです。
この度、弊社でもebayを始めることになりました。
支払方法には世界最大手のオンライン決済サービス「PayPal」が必要となります。
PayPalのメリットとデメリットは下記になります。
<メリット>
1) 手軽にクレジットカードを使ったお金のやり取りができる
2) 販売目的であれば個人間でも可能
3) 支払いも簡単でかつセキュリティも高い
4)売り手と買い手の保護もしっかりしている
5)ほぼリアルタイム
※この度はリスクがメインですのでメリットの詳細は割愛させて頂きます。
<デメリット 危険性 注意点>
1)アカウントのパスワードは厳密に管理が必要
アカウントやパスワードが漏えいすると大変なことになります。
2)買い手保護を悪用(濫用)される恐れがある
購入者としての立場なら全く問題ないですが、売り手になるとPayPalの強力な買い手保護は悪用の危険性があります。
どちらかというと買い手を重視する傾向がありますので、PayPalを利用して商品やサービスを販売しようとする方はご注意ください。
3)メジャーな決済手段ゆえ、フィッシングメールなどが多い
PayPalに紐づけていないメールアドレスにもPayPalからメールが来ることがあります。これはいわゆるフィッシングメールで、PayPalのパスワードを盗み出そうとする詐欺メールです。
世界でメジャーな決済手段であるが故、このようなフィッシングメールなども多く存在します。
これはPayPal自身が危険というわけではなく、そうした悪質なことをする人間がいるという注意喚起です。
本日はお題にあるリスクについて私が調べて分かったことをお伝えさせて頂きます。
デメリットの2)について掘り下げます。
例)
①A社がebayで販売した商品をバイヤーBが購入しペイパルで支払をした。
②セラーは商品を発送。
③バイヤーBはなりすましでバイヤーAのクレジットカードで支払いをしていた。
④バイヤーAは商品を買った覚えがないのでキャンセルの手続きをする。
⑤バイヤーBとは連絡が取れなくなる。
⑥商品はバイヤーBに送ってしまって連絡もとれないので商品が帰ってきません。
ペイパルは買い手保護によりA社に入金をしません。
A社は商品がなくなり、入金もなしとなります。
実際に知人より聞いたお話です。
ではリスクの回避方法です。
ペイパルの売り手保護の条件でアカウント保持者である必要があります。
ということは支払の通知でアカウント保持者であるかを見極め回避するしかありません。
私も知ったばかりですがアカウント保持者でなくてもクレジットカードで支払いができるそうです。
アカウントを保持していない人を「ゲスト」と呼ぶそうです。
「ゲスト」でもペイパルの支払ができます。
支払通知で見極める方法は取引IDと受領書番号(領収書番号)16桁になります。
支払通知で取引IDのみの情報の場合はアカウント保持者になります。
支払通知で取引IDと受領書番号16桁の情報がある場合は「ゲスト」となります。
「ゲスト」での振り込みの場合はマイアカウントをお願いするしかありません。
「ゲスト」でも評価の高いバイヤーもいると思います。
しかし、「ゲスト」で問題がないか確認する方法はまだ私はみいだせていません。
ですので予めに「ペイパルアカウント保持者のみ購入ください。それ以外は対応しておりません」等の注意喚起が必要です。
<まとめ>
ペイパルを扱う上でセラーの売り手保護とバイヤーの買い手保護をしっかり理解して対応する必要があります。
必ずどこかに抜け道がある可能性を疑い情報を収集し理解しリスクを回避するしかありません。
長くなりましたが海外販売する上でのメリットとデメリットをしっかり把握し弊社に安心してお願いできる海外通販代行を目指し日々精進してまいります。
また新しい情報がありましたら弊社のブログにて紹介していきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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