INTERVIEW
ごえん=一期一会を大切に。北上市から世界へ。
代表取締役・営業企画室長
前職は?「ごえん」を
立ち上げたきっかけは?
東京でずっと音楽系のフリーマガジンの編集 兼 営業 兼 ライターをやっていました。そこで会長の江口とも出会ったのですが、「ごえん」を立ち上げたきっかけについては、会長インタビューの方をご覧くださかい。
「ごえん」の
現在の業務内容は?
主な業務はEC(通信販売)代行の業務です。こちらはほとんどが関東のお客さまになります。一方で、近年はこれまでのEC業務のノウハウを活かし北上市の「ふるさと納税」にもかかわらせていただいています。そうした取り組みからひろがって「IT」や「クリエイティブ」の仕事もどんどん増えてきているのが、現在の「ごえん」です。
「IT」の分野で言えば、「ごえん」では1つのデータをつくるだけで複数のショッピングモールに展開できるソフトウエアを開発し業務に活用していて、それが大きな強みとなっています。実際、2019年にはソフトウエアの販売にも着手し、2019年度、北上市の「新事業創出支援事業補助金」のひとつに採択されました。このソフトウエアは年内の発売を予定していますが、実現すれば北上市内をはじめ、多くの中小企業の方が手軽にインターネット販売をはじめられるようになり、新たな販路の拡大のお役に立てるのではないかと楽しみにしています。
また、「クリエイティブ」の分野では、北上市の「ふるさと納税」のWebサイトを手掛けたことで「ごえん」のクリエイティブに対しても評価していただき、それが「北上観光コンベンション協会」の公式サイトのリニューアル案件の受注につながるなど、新たなひろがりを見せています。
「ごえん」の今後は?
今まで「ごえん」の本店所在地は、吉祥寺(東京)でした。しかし、本店所在地を岩手県北上市に移して「北上市で仕事をしていくんだ」という意思を明確にし、決意も新たにチャレンジしています。
幸いにして、EC代行の仕事を安心して任せられるスタッフもそろってきました。私としては、今後は外に出て「IT」と「クリエイティブ」の分野をどんどんひろげていきたい。しっかりと北上市に根差した企業として、地域の方々との関係性をひろげ、地域の役に立つような仕事に携わっていきたいと思っています。
「IT」に関して言えば、もうひとつ実現したいことがあります。「ごえん」のEC代行のサービスを利用しているお客さまは、東京を中心に関東が多いので、私もよく東京に行きます。そこで感じるのが「IT技術の活用」に関する温度の違い。やはり東京は「IT」に対する注目度も高く、魅力的なセミナーや講習会も多く開催されています。もちろん、それらをネットの動画で見ることも可能ですが、現地で実際に学ぶメリットは大きいと思います。
ですから「ごえん」の取り組みを通して、「IT」に興味のある事業者さんを増やしていくことで、北上市にもベンダーさんを呼び、最先端のセミナーを開催できるようにしたい。そうすることで、北上市の発展に少しでも貢献できればと思っています。
「ごえん」は、どんな会社に
なっていくのでしょう。
「ごえん」という言葉は、本当にいい言葉だなと思っています。私は「一期一会」という言葉が大好きで、それはMixiというサービスが全盛の時代だった20年前から「好きな言葉」にしているほど。それぐらい、ヒトとして生きていくうえでも、「ごえん=一期一会」を大切にしていくことが大事だと思っています。
「ごえん」の仕事はインターネットを介して、電話も利用して、ITツールも活用したりしてモノを売る、つまりヒトとモノをつなげる仕事。その出会いも、ひとつの「ごえん」になるわけで、その出会いをより快適に、楽しくしていくことが「ごえん」のやるべきことです。今後はより地域のつながり、地域との「ごえん」も強めながら、「楽しくなくちゃ仕事じゃない」をモットーに「北上市から世界へ」を実現していきたいと思っています。
FAVORITE
音楽フェス 『NO MUSIC NO LIFE』
新潟のFUJI.ROCK、東北のARABAKI.ROCKには毎年参加しております。純粋に音楽好きとして、アウトドア好きとして、仲間との再会が嬉しい単純な人間好きとして、 生きている限りは毎年参加していきたいと思うのが音楽フェスです。
気心知れた仲間とはもちろん、同じ音楽好きというだけで、 全く面識のない人達と笑顔でハイタッチしたり抱き合えるあの一体感。疲れを忘れてその先にあるステージにワクワクしながら長い道を進むあのテンション。久しぶりに聴く 音楽とともにその時代を思い出してみたり、何もかもを忘れて音にあわせて無邪気に踊ったり。大好きな歌詞をアーティストと一緒に歌ったり。歌詞も知らない曲に 心を揺さぶられて涙したり。そんな幸せな瞬間を何度も味わえるのが音楽フェスです。CDや音楽データは常に変わらずに自分の傍らにあるけれど、ライブは生き物でありその一瞬はその時にしかありません。
いまは誰もが知る音楽フェス。地方のフェスも大小様々ありますし、大分足を運びやすくなったと思いますが、機会があれば日本が世界に誇るFUJI ROCKを是非体験してみて下さい。