補助金申請の必要書類や申請代行を利用するメリット・デメリットを紹介!

2023/08/31
2024/10/02

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補助金を活用すると、会社は行なった取り組みに対して、返済義務のない資金を受け取ることができます。

しかし補助金の種類は非常に多く、補助金によってそれぞれ必要書類や受給条件が変わることから、申請が難しいと感じる方も多いでしょう。

今回の記事では、補助金申請の必要書類や、申請代行を活用するメリットとデメリットについて説明します。補助金を活用したいと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。

補助金とは?

補助金とは、国や地方自治体が会社に対して援助金を支給する制度で、原則として返済の必要はありません。申請する補助金によって受給条件が定められており、受給のための審査が行われた上で、補助金が手に入ります。

補助金と似た制度に「助成金」というものがありますが、比較的助成金の方が支給に至る可能性が高いです。補助金は審査が厳しく、採択されないことも往々にしてあります。また、助成金は厚生労働省の管轄になります。

補助金申請に必要な書類は?

補助金申請時に用意する必要書類は、申請する補助金によって変わります。ほとんどのケースでは、応募申請書・事業計画書・経費明細書・事業要請書などの提出が求められるでしょう。ここで注意するべき点は、補助金申請時に提出する申請書は、審査を通るような質の良いものでなくてはいけないということです。

ただ記入例通りに記載した申請書では、その他の応募者との違いがアピールできません。「記入例以上」のレベルの内容が最低限必要だと言えるでしょう。

補助金の申請書はどこで手に入る?

補助金の申請書・申請方法・必要書類は、補助金によって変わります。オンラインで必要書類をダウンロード可能な場合もあるでしょう。また、申請に関する電話相談窓口が用意されている場合も多いため、事前に確認しておいてください。

ちなみに、同じ補助金であっても、締切回によって、公募要領が変わることがありますので、ご注意ください。

補助金申請代行を利用するメリット・デメリット

補助金申請は申請に多くの労力が必要なだけでなく、採択の難易度が高い可能性があることをお伝えしました。そのため、補助金申請に代行業者を利用するという手段もあります。

ここでは、補助金申請に代行業者を使うメリットとデメリットについて説明しましょう。

補助金申請代行を利用するメリット

補助金申請に代行業者を利用するメリットには、次のようなものがあります。

・補助金の採択率が上がる

・時間や労力をかけずに採択されやすい補助金を選定してもらえる

・補助金申請に必要な時間や労力を少なくできる

・代行業者からのアドバイスを受けながら事業計画などを作成できる

受給難易度の高い補助金申請を行う場合にも、プロの意見を聞きながら申請作業が進められ、多くの労力を節約できるのです。

補助金申請代行を利用するデメリット

補助金申請に代行業者を利用するには、一定の費用が必要です。また、補助金の採択に関係なく費用請求が発生する場合もあるため、採択されなければ結果的にマイナスになってしまう恐れもあるでしょう。

また、補助金採択後までのサポートが用意されていないサービスでは、補助金を受け取った後の事業報告書などの作成を自分で行わなくてはいけません。

補助金申請業務の代行ができるのは行政書士?

補助金申請業務のサポートには特別な資格が必要ありませんが、国家資格の経営コンサルタントである中小企業診断士が、補助金申請サポートを得意としています。

そのほか、行政書士に補助金申請代行を依頼すると、申請書の作成も含めた多くの業務を任せられます。

補助金の例は?どんな種類がある?

補助金にはさまざまな種類があります。ここでは代表的な補助金をいくつか紹介しましょう。

IT導入補助金

経済産業省が交付する補助金で、中小企業や小規模事業者がITツール(決済・在庫管理・会計ツール等)を導入する費用を補助します。

ITツール導入によって、効率化を図りたい企業に最適な補助金となっています。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、新しいものづくりやサービス開発をおこなうための、設備投資を支援する補助金になります。

機械装置/システム構築費・運搬費・技術導入費・知的財産権等関連経費などが対象経費となり、一般型の通常枠で1250万円までの補助が受けられます。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、文字通り小規模事業者を対象として、生産性向上・販売開拓の取り組みを支援する補助金です。

ウェブサイト関連費・展示会出展費・借料・設備処分費・委託費などが対象経費となり、新たな販促用チラシの作成やWEB広告などに活用することができます。

補助金の流れは?

補助金の申請から受け取りまでは、下記のような流れで進むことが多いでしょう。

1.自社が申請可能な補助金を見つける

2.申請書類を揃えて申請する

3.審査が行われて採択される

4.補助金を受け取るための手続きをする

5.事業を実施する

6.実施した事業の実績報告書や請求書などを提出する

7.補助金の受け取り それぞれの工程で必要な提出書類があり、補助金によってその内容が変わります。

まとめ:補助金申請の必要書類や申請代行を利用するメリット・デメリットを紹介!

いかがでしたか?今回の内容としては、

・補助金とは、国や地方自治体が会社に対して援助金を支給する制度である

・補助金の種類によって必要な種類は変わるものの、事業計画書・経費明細書などが必要になる

・補助金として代表的なものには、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金がある

・補助金申請代行を利用するメリットには、補助金の採択率が上がる・補助金申請に必要な時間や労力を少なくできるといった点が挙げられる

以上が重要なポイントでした。補助金申請は、申請すれば採択されるというものではないため、プロの力を借りて、少ない労力で補助金が受け取れるようにするべきでしょう。

また、補助金を賢く利用して、自社の取り組みにかかったコストを節約しましょう。

補助金・助成金申請の代行が可能!まずは診断へ!

補助金・助成金には定められた条件があり、その条件を満たしていなければ受給することができません。

まずは当サイトから診断を行い、自社が行なっている取り組み、予定している取り組みが対象となる補助金・助成金はないかを確認してみましょう。もし、申請できそうな補助金・助成金がありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。