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初めまして。新人のコンノです。
今日は7月7日、七夕です。
DREAMS COME TRUE の楽曲「7月7日、晴れ」(’96年)に出てくる歌詞に
奇跡は起きなくても ベガとアルタイルが会う
今夜は 晴れるように祈ろう
とありますが、
ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)は
デネブとともに夏の大三角形を形成する星として有名ですね。
いずれも表面温度が7000度を超える高温の星(なかでもベガは10000度近く)ですが、
星を観る際、色の違いにも注目してみると面白いものです。
星は表面温度によって色が変わり、
温度が高くなるほど青白く、低くなるほど暗い赤色になります。
私が最初にこれを知った時、イメージと逆だったので驚いた記憶があります。
(高温になるほど赤くなるものだと思ってました…)
ですので、ベガもアルタイルも白色(青白い?)ですね。
また、みなさんご存知のように
星の明るさは「等級」で示されますが、
ベガはいわゆる「ベガ等級」と言われるように
星の明るさの基準になっていたものの、
最近ベガが変光星とわかり、基準には使われなくなったとか。
(歴史もそうですが、科学も時代によって変わるものなんですね)
星は肉眼でも もちろん綺麗に見えますが、
星の光り方や色の違いなどがハッキリわかるので
機会があれば双眼鏡や天体望遠鏡でのぞいて観ることをオススメします。