Googleで 居酒屋 北上 を検索すると上位に表示される人気店、焼鳥居酒屋 島鳥。
自分もふくめ弊社のスタッフもよくお世話になる美味しいお店です。
いつも全国各地の日本酒やワインを数種類とりそろえる島鳥には、美味しいお酒とお料理の組合わせが無限にあるのも魅力のひとつ。
今回はそんな島鳥がプロデュースした日本酒「シマドネ」について、オーナーの高島さんに突撃取材してきました!
「もともと日本酒も扱う居酒屋として、日本全国の日本酒を取り扱っておりますが、
その中でも自分好みの味があり、理想的な日本酒を自分の店に置きたいという思いがありました。そんな中出会ったのが、小規模でも内容によってはプライベートブランドとして製造を受けてくれる天壽さんという蔵でした。」
そのきっかけとなったのが破天荒という日本酒。
天壽酒造がオーダーを受けて製造したそのお酒は、マリーゴールドという花酵母を使った、華やかでフルーティーな香りが特徴で、高島さんは大きな衝撃をうけるたそう。
酵母に興味をもった高島さんは、日本酒の作りから深く調べるようになる。
東京農大を卒業した限られた杜氏のみが扱える花酵母は、酵母の中でも扱いが難しく、癖のある酵母という事を知り、
それを得意とする天壽酒造の魅力にどんどん惹かれて言ったそうで、いつの間にか島鳥には天壽のお酒が常時ラインナップすることにw
そして、天壽に惚れ込んだ高島さんは
天壽とのプライベートブランドを立ち上げることを決意!
もちろん、道のりは簡単ではなかったそうです。
「とにかく天壽さんに対しての信用を得るために日々の営業に取り組みました。県外、さらにイチ居酒屋としての信用度を積み重ねるためには4年かかりましたね。本当にひたすら真摯に焼鳥を焼いてお酒を提供する。島鳥というお店を少しでも多くの方に知ってもらう。足を運んでもらう。天壽さんのお酒も取り扱い続けましたし。そして、実績を認められプライベートプランドの立ち上げに漕ぎ着けたときは本当に嬉しかったです!」
「もともと衝撃的だったマリーゴールドの花酵母を選ぶ予定が、上品かつ華やかで切れの良いアベリア酵母と運命の出会いによってシマドネのコンセプトが決まったんです」
もともと女性向けに、ワインのような日本酒をつくりたいと思っていて
たまたま出会ったのがアベリア酵母。
マリーゴールドのインパクトを超えたアベリアと出会ったことが必然だったという。
「様々な花酵母の中でも断然うまかった!それ以上の表現がありません。イメージがフィットしました。」
そして、2018年にアベリア酵母をセレクトして醸した1度目のシマドネは、本当に香り高い日本酒として誕生しました。
シャルドネ×しまどり=シマドネ
ラベルもワインを意識させるシャレオツな仕上がりに。
※弊社のデザイナーが担当してます。
昨年は、生産数や体制的にはお店での販売で売り切りとなり、2019年はもっとたくさんの人に味わってもらいたいという思いで2回めの製造を決意。
2019年のシマドネに話は流れます。
「まずは地元のお米しか考えてませんでした。そして、人とのつながりを大切にしたかった。
自分が日本酒をつくる事になったとき、みのるさんのお米を使いたいと考えたんです。」
高島さんが、料理の修行時代からの恩人がつくっている米を使うことで
少しでも恩返しになればいい、そう思って市内の農家にお米を用意してもらう。
今回は、酒米ではなく食米を採用。
波動米という、遠野の波動石という雑味や匂いを押さえてる石を田にまいて造る波動米を使用することに。ベースは甘みの強いひとめぼれ。
酒米ではなく、食米を使った取組みではあるが
杜氏の技術によって食米でも酒米に負けない味わいをひきだせるという。
杜氏が最初に言ったことは、
「うちの酒ができましたね」
それは、北上市の食米を利用しても、酒米を使った天壽のお酒と引けを取らない
素晴らしいお酒ができたという意味の言葉だったそう。
「天壽の杜氏にそう言ってもらえたことが本当に嬉しかった!自信をもってお客様に提供できると確信しました。」
取材の最後は、皆でシマドネを飲み始めていましたが、
改めて香りが立つお酒という印象!
フレッシュな割に味わいは旨口。
高島さんが花酵母の魅力に取り憑かれたのも頷けるのではないでしょうか。
そして皆さんに朗報です!
シマドネ2019からふるさと納税で注文が可能になりました。
なかなか岩手県まで行けないってかたは、是非ふるさと納税でご注文下さい。
もちろんお取り扱い希望の酒屋さん、居酒屋さん、ご連絡お待ちしております!
後半は宣伝になっちゃって申し訳ございません。
ただ、それだけ広まって欲しいなと思ってるんです!
ファンがいないと続けることができないんです。
ということで、獺祭に飽きたという貴方は是非!